2017年〜2019年の、私の株の失敗と軌跡を書いていきます。
とんでもない大負けから勝てるようになるまで。
①2017〜8年に300万のうち200万を溶かす
今考えても、1/3まで株で1年で溶かすというのは、普通に株を持っていたらできないレベルの負け方だと思う。
この時に主にやってしまったこととしては、ツイッターでの情報収集からのイナゴ買い。買い煽り銘柄だったり。
最初の失敗はいわば通過儀礼的なものでもあると思うが、それにしても負けすぎた。
地合いが悪かったのもあるが、日経の影響をフルで受けるような銘柄を、ことごとく高値圏でつかんでしまった。
特にひどかったのは、省電舎・ラクオリア・メドレックス・前田製作所など。。
地合いも最悪で、数ヶ月で半分以下になるものも多かった。(ひどいものは1800円→300円など)
逆にリミックスなどは高値更新で大きく乗れたが、そういうものに限って100株しか持っていなかったり。
この経験で「すでに上がっているものには絶対に手を出さない」と決めた。
また、ツイッターなどの情報に対しても、かなり懐疑的な目線を持つように。
日経がしっかり落ちてきた後など、「購入タイミング」を見極めることの重要性を痛感。
信用取引についても、一度封印することにした。
②2018年後半からは、テンバガーを狙える低位株を探すように
高値圏で買って怪我するなら、「すでに落ち切っていそうな株なら怪我をしにくいのでは?」という仮説。
特にチャートの底をヨコヨコでへばりついているような銘柄。
地合いは相変わらず停滞していたが、大負けしにくいという意味では理にかなっている可能性があった。
ただしその中からすぐに芽が出る銘柄はごく僅か。
トレンドのブレイクや新高値を狙ったりも組み合わせるが、基本的には初動狙い。
しかしながら、相変わらず業績やファンダ無視のテクニカル分析のみ。
根拠の乏しい塩漬け株もあり、
「このままでは大きく勝てないかも、優位性や期待値がないのでは」という危機感が強くあった。
スキャルにも挑戦するが、板読みや日経などの動きクセはまだまだ掴めず。
様々な本や動画からも勉強を続けるが、芽が出ない段階。
資産バランスとしては、優待銘柄もそれなりにウエイトを占めていて、「資金を最短で増やしたいのか、コツコツ優待や配当で暮らしたいのか」良くわからない中途半端なポートフォリオになってしまっていた。
とはいえ資産額的に、配当頼りにするのはあまりに早く、資金を数倍に増やすのが先決。
③2019年に入り、春頃から地合いは全体的に反転の兆し
春〜夏にかけて底値圏で張り付いていた低位株を積極的に購入し、某ゲーム株などを数倍で売ることができた。
それによって、ずっと大幅マイナスだった全体の収支を、ある程度戻すことができた。
また、沢山の本の知識から、ようやく会社の業績など「ファンダメンタルに本気で目を向ける」ようになった。
考え方も大きく変わってきて、これまでの投機的な考え方から、
バリュー投資で数年・数十年レベルでも持ち続けたいと思える株を探すように。
「SNSイナゴ狙い→テクニカル新高値狙い→優待配当狙い→低位株テンバガー狙い→割安バリュー投資狙い」
今は低位株テンバガーと割安バリュー投資を中心に、ポートフォリオを組むようにしている。
それでもまだ保有銘柄は15~20近くあるため分散しすぎて効率が悪いし、日経全体の影響を受けすぎると痛感。
株資産を数千万にするまでは、優待や配当ではなく、少数精鋭で、値上がり益に集中した方が断然効率がいいと思った。
また、優待株などを狙う際でも、しっかり株価が落ち切ったと判断できる位置や、日経が暴落するタイミングまで待つことの重要性を痛感。
信用は相変わらず使わない方がいいと思うし(売りヘッジなどは別)、余力をパンパンにするのはどんな状況でも良くない。
④2020年の株相場に向けて
2020年は日経を日足で見る限りは、暴落を警戒しておくべきだと感じるため、日経が突如大暴落したときに、塩漬けにして耐えるのではなく、そこで一気に仕込めるようにスペースを開けておきたい。
思うように伸びない銘柄は損切りを遅くせず、コツコツ撤退して入り直すことの重要性。
また、エントリーの数で手数料がかさむため、NISA口座は欠かせないと痛感した。
あとは、売りも活かせるようになりたいなと思う。
1年という短期間で全体資産の数倍を達成するために、
・高の仕込みタイミング待ち(暴落後に買う)
・値幅取りに集中(配当などは狙わない)
・大きく上がったものは一度区切りで手放し、次の銘柄へと回転
これらを意識してやっていくつもりです。
たとえ数年単位で持ちたいバリュー株であっても、要所でヘッジ売りや利確は必要と感じる。
現状で目指しているのは、年間300%レベルでの勝ち。
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