【トルコ円ブログ】トルコリラのスワップ狙いは地獄?2022年の予想・見通し

トルコ円戦略ブログとして、「トルコリラのスワップ狙いは地獄?長期トレンド転換はいつ?今後の予想・見通し」について、今回は書いています。

 

私の現在のトルコ円ポジションとスワップポイントについて

現在、GMOクリックにて7単位を保有し、1日あたり250〜300円のスワップが発生中。(2021年10月)
1ヶ月で+7500円〜+9000円。現在の必要証拠金は62000円ほど。(1単位で8900円ほどの証拠金が必要)

これが0になるとロスカットされ、計算上のロスカット幅は、「-0.88円」ほど。(-0.1円で-7000円計算 62000÷7000)
つまり、12.5円で建てたのであれば、11.62円が証拠金が吹っ飛ぶラインとなる。

これはあくまでお試しポジションではあるが、それでもこうもあっさりロスカット(-60000円)となるのは悲しい…笑
(まだされていませんが、おそらく11.7円は大きく割ってきそう)

関連記事:【2021年】トルコ円(トルコリラ)が過去最安値を更新!いつ仕込むのがオススメ?

ですが最終的には、トルコ円が長期下落トレンドを脱却するタイミングでの超長期保有を狙っています。仮に1ヶ月で30万円ほどを狙う場合、1日10000円のスワップポイントが必要ですが、以下で想定してみたいと思います。

 

トルコ円スワップポイントで毎月30万円得るには?の想定

(想定)トルコ円で1ヶ月30万円のスワップを得る場合 ※楽天FX

購入証券会社:楽天FX
スワップポイント:60円 (1単位につき)
購入単位:167単位 (1単位=10000通貨)
スプレッド:113560円 (680円×167単位時)
想定スワップポイント:10020円 (1日につき)
購入金額(必要証拠金):1486300円 (8900円×167単位) ※仕込む価格で変動、12.0円購入の場合
ロスカット幅:約-0.88円で元手0円
元本が戻るまでにかかる日数:159.6日 (スプレッド分も加味して計算) ※スプレッドが変動しない場合

(想定)トルコ円で1ヶ月30万円のスワップを得る場合 ※GMOFX

購入証券会社:GMOクリック証券 FX
スワップポイント:42円 (1単位につき)
購入単位:238単位 (1単位=10000通貨)
スプレッド:40460円 (170円×238単位)
想定スワップ:9996円 (1日につき)
購入必要証拠金:2118200円 (8900円×238単位) ※仕込む価格で変動、12.0円購入の場合
ロスカット幅:約-0.88円で元手0円
元本が戻るまでにかかる日数:215.9日 (スプレッド分も加味して計算) ※スプレッドが変動しない場合

※計算が大きく間違っていたら、ご指摘ください。

 

結局、トルコ円のスワップ狙いは地獄?おすすめできる?

上記のように想定した上で思うことを書いていきます。

まず、必要証拠金や元本が戻る日数を考えると、やはりスプレッドが高くても、高いスワップポイントのFX業者を選ぶべきなのはわかります。現在の想定上では「楽天FX」であれば6ヶ月以内に元手は回収できる形になります。

確かに、150万円ほどの担保で毎月30万円を得られるスワップ狙いは魅力的にも見えるかと思います。もしこれが1年続けば+360万円となり、その後で150万円はロスカットされてしまったとしても、+210万円が手元に残ります。

とはいえ、建てたタイミングから1年以上元手を割らないタイミングというのは滅多になく、大暴落・急落時に仕込むのが必須になる。

これまでトルコ円のトレンドはずっと長期下落トレンドとなっていて、トルコ円に限らず、スワップ狙いはほとんどの人が損をして終わってしまう。たった0.9円近い変動で、証拠金が0(ロスカット)になってしまうというのも、かなり厳しい。

また、「追証」というリスクに常にさらされることは絶対に忘れてはいけません。
これは一時的に大きな変動が起きた時に起こりうるリスクで、過去には「スイスフラン・ショック」なども起こっている。
これは絶対に知っておくべきで、必要証拠金以上のマイナスが起こりうるということ。

この追証こそが、FXの長期保有をおすすめしない、個人的にあまりしたくない理由のNo.1となる。
そのようなリスクがない完全ロスカット業者(海外FX業者)を使うか、株などの現物保有の方が優先度が高い。

追証(追加証拠金)は、口座の証拠金維持率(時価評価総額÷必要証拠金×100(%))が100%を下回ってしまったとき、つまり口座の時価評価総額が必要証拠金を下回ってしまった場合に、必要証拠金の不足額を入金しなければいけないという制度。

追証の判定条件:判定時刻に口座の証拠金維持率が100%を下回っていると追証と判定されます。証拠金維持率が100%を下回っているというのは、口座の時価評価総額が必要証拠金よりも小さくなってしまう場合のこと。必要証拠金は建玉を保持するのに必要な証拠金額で新規約定時に決定され、この必要証拠金を口座残高に建玉の評価損益を加味した時価評価総額が上回っていないと追証と判定される。

引用:https://www.click-sec.com/corp/guide/cfd/study/beginner07.html

何が起こるかは誰にもわからないですし、大統領などの発言1つで市場が大きく反応する可能性が常にある。
そうなった時に1円とかを一瞬でつければ、証拠金に対して10倍以上の追証がかかる可能性だって存在してしまう。

脅したいわけではないですが、150万円の証拠金で毎月30万円を狙おうと思っていて、0.01%でも-1500万円の追証になる可能性があるなら、別の方法で稼ぐ方法を探しますよね。。(自分への戒めとしても書いてます)

とにかく、全体の保有率としてはトルコ円のスワップポイントに%を大きく割くことはおすすめしません。勿論自分もしません。資産の1%で狙うつもりで、遊び程度でスワップ狙いとは向き合っているということです。

ロスカットされるのを前提で、何度もポジションを持ち直す心構えも必要になります。

その上で、2008円から続く超・長期下降トレンドを脱することがあるのであれば、スワップポイント益+差益で大きな果実を得る可能性があることも事実です。

150万円ほどの証拠金(167単位)で毎月30万円を得て、しかも1円上がるごとに約167万円の差益。
仮に10円上がることがあれば+1670万円ですし、そこでスワップ狙いを切り上げて利確するというのも手。
保有するタイミング次第では、そんな夢のようなことも不可能ではない。

もしもここから先の10年間、安値を割らずにレンジトレンドや長期トレンドを形成するのであれば、仮に値段が変わらなければ、たった150万円程度の元手から、360万×10年で3600万円を生み、スワップだけでの生活も現実的になりえる。

※とはいえ、これは本当にうまくいった場合の皮算用でしかありませんがね。

 

今後のトルコ円の見通し・狙い・予想!長期トレンド転換はいつ?

2021年10月22日に最安値を更新。トルコ円は11.9円台で推移をしています。(書いているタイミング)

この先、長期でレンジ〜上昇トレンドに入るには、2018年11月頃から形成している下降トレンドライン(黄色線)をまずは日足で抜ける必要があると考えています。

それまでに今の11.9円がダブルボトムの形成になるのか、それとももう一段安を作りにいくかが目下のポイントではありますが、日足レベルで大きな下ヒゲを形成するまでは、まだ下目線を継続し、焦って多数のポジションを取りに行くべきではないと考えています。

何かしらの材料を持って、最後の仕上げとしてのセリング・クライマックスが起こる可能性も否定できず、逆にそうなるタイミングではしっかり変えるように、口座にはいつでも購入できるように準備をしておくべきだと考えます。

そのタイミングはそう遠くなく、2021年年末〜2022年始前後には長期的なトレンド転換ポイントになってもおかしくないと。

日足レベルで3日ほどかけて大きなインパクトのある急落・大陰線が描かれる、その時が大きく仕込んでみる価値のあるタイミングになると考え、大底となる価格の予想は非常に難しいですが、10円台を試してくる前提で考えておいた方がいいでしょうね。

関連記事:【2021年】トルコ円のスワップポイント(金利)狙い会社比較一覧・おすすめFX業者はこれ!

 

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